アロエベラのシンフォニー・オーケストラ効果

アロエベラには、200種類以上の健康に有用な成分があると言われていますが、アロエベラの本領は、個々の成分の効能だけではありません。その相乗効果です。個々の成分は、ある意味、狭い範囲でしか期待できないわけですが、アロエベラで摂取すると、成分同士の相乗効果によって、総合的によりすぐれた効力を発揮することがわかってきました。これが、「シンフォニー・オーケストラ効果」です。直訳すれば交響楽団のこと。美しいことばですが、アロエベラの効果が巧みに表されています
 
アロエベラジュースの99.5パーセントは水分ですが、残りの0.5パーセントに、ミネラル、ビタミン、ステロール、精油アミノ酸、糖、有機酸などの低分子物質と、多糖体、糖タンパクや酵素類などの高分子物質が含まれています。この200種類におよぶ成分が、やや酸性の水分に溶け込み、渾然一体となって、体の様々な状態に応じて相乗的に作用するというものです。
 
オーケストラには、弦楽器や管楽器、打楽器など、数多くの楽器を百数十人が演奏し、渾然一体となって一つの交響楽を作り上げていきますね。これと同様に、多様な成分がまるでオーケストラのように、コンダクターである細胞に働きかけ、シンフォニーを奏でているというわけです。
 
そして、有用成分が99.5パーセントを占める水分に運ばれて、容易に細胞へと浸透していきます。水分が運搬屋としての威力を発揮するので、いっそうの効果が得られるのです。
 
それぞれの成分が独特の持ち味を発揮しながら協力しあうことで、「豊かな健康」というシンフォニーが奏でられるのではないでしょうか。
 
(八木あきら薬学博士のお話から)