八ヶ岳周辺8日間の旅【Day3】

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3日目 晴れ

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「車山高原スカイパークホテル」10時ごろ出発

〜車山高原〜富士見台〜霧ヶ峰高原:「コロボックルヒュッテ」に立ち寄る

→八島湿地:ハイキング約2時間(「御射山ヒュッテ」でお茶、「旧御射山神社」見学)

→立石公園:写真を撮りに立ち寄る

諏訪湖:湖畔の足湯に浸かる

諏訪駅:近くの「談話室サスナカ」でティータイム

※友人はここから中央線で帰宅

→「ギャラリーHara」6時ごろ到着

 

夜明け直前に目覚めて窓を見ると、圧倒的な絶景が広がっていた!

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このホテル、部屋からだけでなく、露天風呂、レストラン、そしてロビーからもこの絶景が望めるのだ。すごい!

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※夜明け後、ロビーからの眺め

 

露天風呂に入った後、ホテルの敷地を散歩した。しゃれた散歩コースがしつらえてあって、森林浴が楽しめる。

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ビュッフェの朝食をゆったりいただき、10時にチェックアウト。絶景のビーナスラインをドライブする。山並みの向こうには富士山も見える、絶景ポイントだらけ。

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「富士見台」という展望台からは、ちょっとした散歩道があり、草原のプチハイキングが楽しめた。

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その先に車を進めると、「霧ヶ峰」と書かれたパーキングエリア。大きな土産物屋のむこうには、風情ある木の小屋がひっそりたっており、「ころぼっくるヒュッテ」の看板が。

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入ってみると、初老の紳士が丁寧にコーヒーを淹れている姿が。その奥のウッドデッキに出ると、広々とした湿原が見える。そしてお客がくつろぐ木のテーブルには、サイフォンが置かれている。朝ご飯でお腹がいっぱいだったのが残念!次回はここでぜひお茶したい〜。せめてもの記念にと、空色の革製のペンケースを購入。

 

当初の計画では、この辺りはサッと走り抜け、諏訪大社へ行く予定だった。しかし、この高原のあまりの美しさ、そして高原を歩いている人たちの楽しそうな様子に惹かれて、私たちもここをハイキングしたい気持ちがむくむく育っていった。

 

近くの「八島湿原」は、駐車場に車を停めて80分で一周できるという情報を立て看板でゲット。急きょここに向かうことにする。(この友人とはとても波長が合うので、ことごとく意見が一致し、本当にやりやすい)

 

ちなみにホテルを出てからドライブした道はこんな感じ

 

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八島湿原に着くと、素晴らしい景色が私たちの前に広がり、テンションマックス!

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湿原の風景は単調ではなく、さまざまな顔を見せてくれたので、私たちは終始ワクワクしながら歩みを進めた。ちょうど半分ほどの地点に、おあつらえむきに御射山ヒュッテという小屋が。ミルクティーとナッツ入りパウンドケーキを注文し、小川沿いにしつらえられたテーブルで快適なティータイムを楽しんだ。

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ヒュッテのそばに、「御射山神社」という祠が。立て看板によれば…

霧ヶ峰一帯は太古からの遺跡が多く、この御射山は「御射山祭」という大規模な祭りが行われてきた場所で、全国から大群衆が集まったということだ。

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大満足でハイキングを終えた私たちが次に向かったのは、諏訪湖を上から見下ろせる「立石公園」。

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ここでサッと写真を撮り、真っ直ぐ諏訪湖に向かう。湖畔の足湯で足浴するも、夕方の風が冷たくてかえって、かえって体が冷えてしまう(笑)諦めて、諏訪駅近くの喫茶店「談話室サスナカ」で、ティータイム。

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注文するとき、私はマスターに、不躾にもこうたずねた。

「コーヒー類で一番たくさん飲める大きいカップのはどれですか?」

マスターは、じゃあ多めに入れますよ(笑)と、コーヒーをたっぷり出してくださった♪ 一緒に食べた梨のタルトも、とっても美味しかったので、ご機嫌に。

 

帰りがけには、思いきってマスターにこうきいてみた。

「この辺は藤森慎吾さんの出身地ですよね?私、レディオフィッシュのコンサートに何度も行ったほどのファンなんです」

すると、慎吾さんのお母様が、前日にこの喫茶店にいらっしゃったと教えてくれた!ちょっと嬉しいシンクロだった♪

 

この喫茶店で友人とはお別れ。友人は列車で帰路につき、私は旅を続ける。というわけで、車をまた1時間ほど走らせ、次の滞在地の原村へと向かう。

 

原村は、「日本一美しい村連合」に入っている10の村のひとつ。ここにきた理由は、YouTubeで、ワーケーションをしながら日本を旅している女性のチャンネルを見たからだった。彼女は原村に1週間滞在し、森を常に感じながら快適に滞在できたとのことだった。

 

そのチャンネルはこちら↓

https://youtu.be/Wgqf8M30yIs

 

私も同じように過ごしたいと思い、彼女と同じペンションを3泊予約してあった。カーナビを頼りにそのペンション「ギャラリーHARA」についた時にはとっぷりと日が暮れていた。真っ暗で駐車場も入り口もよくわからず、しばらくウロウロ・・・。ちょっと不安な出発だった。

 

やっと入り口を探りあて、ドアを開けて呼びかけると、宿のオーナーご夫婦が出てきてくれた。こちらは「ギャラリーHara」という名から伺えるとおり、オーナーは画家のご夫妻で、関西との二拠点生活をされている。ペンションは最近始められたとのこと。

 

案内された部屋は、漆喰の壁、青が基調の居心地良さそうなお部屋で、少しホッとする。暖は灯油ファンヒーターでとる。さらに夜は寒いからと、電気毛布も入れて下さった。

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共有スペースのリビングルーム

 

f:id:treasure-t:20211107113245j:plain美しい女子トイレ♪

 

トイレやお風呂は共同だが、その日の客は私ひとりだったので、貸切状態で伸び伸びステイだった。食事は丸いテーブルに、本物のクロスを敷いてくださり、BGMに包まれてゆったり食べるスタイル。ガラス越しに広いアトリエと、奥様の水彩画が見え、開放感たっぷり。

 

そして、ご主人が料理し、奥様が運んでくださる料理も、野菜たっぷりで味も優しく、大満足。(ただし初日はちょっとボリュームがありすぎたので、翌日から炭水化物を減らしてもらったw)

 

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夜はカフェインを摂ると眠れないからと、持参のカフェインレスのお茶を淹れていただいた

 

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アトリエ(昼間に撮った写真)