八ヶ岳周辺8日間の旅【Day1】
毎年仕事で行っていた9日間のアメリカ旅に、コロナで行けなくなった。では代わりに国内旅行に行こう!ということで、去年の海三昧(沖縄旅)に引き続き、今年はマイカーでの山三昧の旅に決めた。
ひとり旅にして、思索と読書三昧にしようかとも思ったが、私は長時間ひとりで運転をしていると、確実に眠くなってしまうという問題がある。そこで、行きと帰りに同乗してくれる人を見つけ、旅の真ん中はひとりで過ごす・・・つまり、おしゃべりも思索も両方楽しむ旅にしちゃおう、という名案が閃いた!
というわけで、はじめの2泊は気の置けない仕事なかまと、北八ヶ岳山麓のペンション1泊→車山のホテル1泊。
次の3泊は、一人で原村のペンションに3泊。
最後の2泊は、娘と清里のプチホテルに2泊。
結果、最幸の8日間となったので、詳細に記録を残しておくことにする。
ーーーーーーーーーーーーーー
第1日目(晴れ)
ーーーーーーーーーーーーーー
10時ごろ川崎市の我が家を出発。友人も私も早起きが苦手なので、だいぶ遅めの出発だった(笑)どの道を選ぶかあらかじめ決めておかず、走り出してからNaviで検索。ところが、Googleマップは東名推し、車のNaviは中央高速推しで、2人でしばし迷うも、中央高速をチョイス。
「予備知識がない場合は、2つの提案があるよりも、ひとつだけの方が親切かもね〜」なんて、仕事に関する気づきを語り合いながらの、楽しいドライブ。やがて、非日常の絶景地帯に入っていく・・・。
※この日、3回鹿を見た。一度は、車の直前を駆け抜けて、柵をジャンプして消えていった。
目的の「北八ヶ岳ロープウェイ」に着いた頃には、すでに夕方になっていた。巨大ロープウェイに運ばれて山頂の「坪庭」へ。可愛い名前から予想していたイメージとは全く違う、秘境感満載の風景が広がっていた。黒いギザギザした岩の間に白い雪がチラチラとみえ、さらに這うように生育している高山植物と苔のみの、人工物が全くない自然そのものの風景。ひと気がほとんどなく、すでに陽が傾いているせいもあって、まるで霊界を歩いているような気分に。ぐるっと一周して、約80分のコース、とても楽しめた。
さて、ロープウェイを降りて車で10分ばかりのところにある、ペンション「ドレミファン」がはじめの宿。ここは口コミの評価がすごく高かったところ。理由は食事のおいしさ、経営しているご夫婦の人柄、そして景色の良さによるところらしい。
果たして、期待は裏切られなかった!ご主人は
「好きな仕事をして、好きな所に住んで、惚れた女と暮らして、人生ノーストレス!」
と言い切る、素敵な方。もう30年このペンションを経営し、仕事の合間にはご夫婦で海外・国内の旅行を楽しんでいる。さらにテニスもかなりされる様子。
食事も気合が入っていてとっても美味しい!充実サラダ・チーズフォンデュ・魚料理(ムール貝、えび、白身、たっぷり温野菜)・肉料理(鳥、豚・温野菜)・デザート。(ただしなぜかコーヒーはつかなかった)
食堂と自室の窓からは見晴らしがよく、天気が良ければ向こう側の山の景色もすごいらしい。朝食を食べていると、ベランダの柵に置いた餌場に、代わるがわるリスやさまざまな野鳥が訪れるのもとても楽しい。
※ペンション「ドレミファン」
※私たちの泊まった201号室は角部屋♪
※部屋にはこんな化粧コーナーが
※夕食のチーズフォンデュは、ソースが美味しくて、スプーンですくって食べ切ってしまった