外向型、内向型
◆お笑い芸人のピースの又吉さんの小説が売れている。
超内向的で本の虫である彼に、
自分と同類を感じ、シンパシーをもってしまう(笑)
テレビで、相方の綾部さんが、
「又吉さんのこんなところが困る」
という話をしていた。
漫才の集中が途切れやすいという。
客席で騒いだりなど、何かあると
漫才がストップしてしまうらしい。
ときには、お客さんに注意してしまうことさえ。
「わかるわかる!」
私は、心の中で手を打った。
私も、内向的なのに、
おかげさまで結構な人数の前で話をする機会もたびたび。
そして、又吉さんとおなじ行動をすることも(笑)
(でもそのあとで、
うつうつと反省したりすることになる。)
また、綾部さんはこんなことも言っていた。
「打ち合わせ中に自分が小用で一瞬席を立つと、
もう読みかけの本を開いている。」
これも「わかるわかる!」だ。
読んでいる本の世界が、現実以上にリアルに
心の中でぐるぐるして、先を知らずにはいられなくなる。
(だから例えば去年など、全26巻の「徳川家康」を一気読みだ。
つい先ごろも「獣の奏者」6巻を一気に。)
◆「内向型を強みにする」という本によれば、
外向型の人は世界の75パーセントなので、
社会も学校も外向型の基準でできている。
内向型の人は、どこかおかしいと思われがちで、
悲しいことに自分自身もそう感じていることが多い。
でも、外向型の人と内向型は、
遺伝子の違いから生まれ、
脳で使う回路も、神経伝達物質も、異なるそうだ。
だから、けして病気ではない。
外向型の人は、ソーラーパネルのようで、
外の世界、人、場所、物からエネルギーを得る。
さまざまな刺激の中で、活気づく。
内向型の人は、充電式のバッテリーだ。
自分の内側からエネルギーを得る。
アイディア、感情、イメージなどからだ。
外での刺激が多いとすぐもてあまし、
「手一杯」と感じる。
もしその状態が続けば、精神が閉鎖される。
だから、一人で静かな場所で充電しなければならない。
反芻をする牛のようなものだ。
それをちゃんとやりさえすれば、社会でも活躍できるのだ!
内向型だそうだ。
これは、朗報だ!
(嵐の大野君と二宮君も、明らかにそうだ。)
人は皆違う。
お互いの違いを受け入れ、
長所を活かしあう関係を作ること。
人生成功のカギは、ここにある。
(箱根の芦ノ湖沿いのホテル。)
(湖を見ながらの朝ごはんは最高♪)
(そしてお散歩。)
(若芽の森は、最高のパワースポットだ)
(そして、波にも癒される。)