好きなことと、やれること

今でしょ!」の林修先生の対談、「異端のススメ」を読んでみた。

林先生は、東大法学部を出て、長銀行に就職するも、
5カ月でやめてしまった。
その後は株をやったり、会社を作ったり、
果てはギャンブルなど、好き放題をめちゃくちゃやったらしい。

借金も1,800万背負ったとか。
失敗ばかりしていたが、
「あそこで大負けしてよかった」
と、思っているそうだ。

学生にも、
「とにかくいろいろチャレンジしてください。
いっぱい負けて、これなら勝てるという場所を
一つでも見つければいいんです。」
と、アドバイスしている。



先生はいつも『やりたいこと』『やるべきこと』『やれること』と、
ものごとを3つに分けるそうだ。

やりたいことは基本的にお金を払って趣味でやればいい。

やるべきことはやるべきなんだから、
これは好きだの嫌いだのと言ってはいられない。

そして仕事はやれることを選んで、
お金を払う人に対して、責任を果たしていかねばならない
という感覚だそうだ。



その感覚、私もすごくしっくりする。

そして、思い浮かぶのは
私が今気になっている、芸人のオリエンタルラジオだ。

あっちゃんは慶応の法学部にいながら、
「芸人になりたい」と、『やりたいこと』に、突き進む。

思いの強さが、最高の相方を引き寄せ、
すぐに武勇伝というリズムネタでブレイクするも、
3年でダウン。

しかし本人は、
「リズムネタではなく、漫才をやりたい」
と、思いつづけ、10年も精一杯の努力を続ける。

そのあげく、「自分たちには漫才の才能がない」と、
『やりたいこと』に、見切りをつける。

そして、自分たちが『やれること』であるリズムネタを
最高に磨き上げ、
「PERFECT HUMAN」で再ブレイク。
今や、一流アーティストが呼ばれる場にも、引っ張りだこだ。

(でも、私はオリラジの漫才も好きなんですけどね・・・)



『やりたいこと』
『やるべきこと』
『できること』

これを自分でしっかり見極めていくのが、
人生、大切かもしれない。


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(写真: 娘がつくってくれたハワイ風ふわふわパンケーキ♪)