野田流アドラー心理学との出会い


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「嫌われる勇気」と続編「幸せになる勇気」がすごく良かったから、そろそろもう一度読み返そうかな、と思っていた矢先。

シンクロ!
久々にあった友人から、こちらの本を薦められた。

著者の野田先生はアドラー心理学の日本での元祖。友人はセミナーにも通って、そちらも超おススメとのこと。その効果だろう、彼女は輝きを増していた。

それでは、と読んでみたところ…感動でした❣

「宇宙は一つの有機的な共同体なんです。完全にバランスのとれた調和宇宙なんです。つまり、共同体なんです。」

アドラー心理学といえば共同体感覚だが、野田流でのそれは、仏教的宇宙観にも近い。過去・現在・未来の一切の人類。もっと広く見ると、全宇宙!

野田先生は共同体感覚をわかりやすく、次のような3つの条件で説明する。

①私は私のことが大好きだ (自己受容)
②人々は信頼できる (基本的信頼感)
③私は役に立てる人間だ (貢献感)

私はフォーエバーに21年いて、この③つの感覚を育てていただいたな、と思う。

①まずは今のありのままの自分を好きになれた。

②そして、たくさんの信頼できる人々に出会い、人間ってやっぱりいいものだと思えるようになった。

③さらに私を起点とした伝言ゲームによってフォーエバーが伝わった人たちが、以前より幸福感を増していくのを見て、貢献感も味あわせてもらった。

でも野田先生の言う信頼感は、そんなもんじゃない。相手がどうだろうと、たとえ相手が自分をだましていても、だまされてやって信じ抜くほどの信頼。

貢献感というのも、たとえ自分が生産性のあることが全くできなくても、自分の存在そのものに価値があると思えるほどの感覚。

先生いわく・・・

「私のいとしい私」と言える人だけが 「私の愛しい世界」 と言える。 「私の愛しい世界」 と言える人だけが 「世界に必要とされている私」 と感じることができる。そして、そう言う人に対してだけ世界は、 「私の愛しいあなた」 と言ってくれる。

共同体感覚とは、このような、私と世界のエクスタティックな交感なんです。

わあ~!いい!野田流アドラー心理学に惚れました‼ 

 4部作だそうで、もちろん続編もamazonでポチってしまった♪