まだ山の麓
大好きなNさん。歳が私より10くらい若いし、仕事でも後輩。だけど、尊敬していて、なんだかお姉さんのように感じている。
いつも不思議に思う。どうして私はそう感じるんだろう?分析が大好きな私だが、いまだにつかめないでいる。(低いところから高いところはよく見えないのかも。)
3分の1読んだだけで、ビビビッ!ときた。「この本、私の人生をまた変えてくれるかも?」って感じられた。
・自分を嫌いだったのに、好きになれたこと。
・不平不満だらけだったのに、いろんなものに自然に感謝できるようになったこと。
・1匹狼だったのに、大好きと思える仲間がたくさんできたこと。
・毎日消え去りたかったのに、今では毎日幸せが感じられること。
…そんな中で、去年めでたく還暦をむかえた。そして、「還暦」という言葉で、ちょっと魔がさしちゃった。
魔とは何かと言うと、「あ、もういいかな」って思ってしまったこと。「成長と進化、もういいかな。」「あとは、ありのままの自分をもっとカンペキに受け入れるだけかな」って。
…こういうの、もしかして「傲慢」って言うのかも?
慶應・前野教授の「幸福学」によれば、成長と進化に向けてチャレンジし続けていてこそ、高い幸福感を感じられるとのこと。危ない危ない!不幸に向かっちゃうところでした~(汗)
まだまだ、何かにイライラしたり、怒ったりする自分がいる。憧れの「すべて許す」の境地にほど遠い、未熟なまま。やっと山のふもとにたどり着いたぐらいなのに。
◆そしてこの正観さんの本には、イライラしなくなる方法が明快に書いてありました(^^)♪
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私が人格者になるということは、誰に何を言われても、目の前にどんな現象や出来事が起きても、それについて怒らない、腹を立てない、怒鳴らない、イライラしない、声を荒げない、ということに他なりません。
その結果、周りの人も穏やかな日々を過ごすことができて、得をするでしょう。でもそれはあくまでも二次的な効果です。
自分が人格者になることによっていちばん得をするのは、他ならぬ自分なのです。
ですから、損得勘定で考えてみても、もっとも楽で楽しく、最短距離で人間関係の問題を解決する方法は、「自分が人格者になる」ということなのです。
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本当にそれしかないですね、他人は変えられないし。自分を変えるのみ!
昔は「還暦」といえば人生の終盤近かったけれど、今は人生100年時代。まだまだ先はある、なんと40年も。人格者になる夢、諦めないぞ~。
あ、もしかしてNさんは、だいぶ前にこの本を読んで、もう人格者になっちゃっているのかも…?
昨日、起きてみると快晴だったので、急きょ娘と横浜へ行き、例によってシーバスに乗った。
大桟橋にはダイヤモンドプリンセス号が停泊中♪
これは船尾部分。
3000人が乗れる巨大な船だ。
そして山下公園には、やはり3000人級の北欧の客船。
山下公園の真紅の薔薇。
iPhoneで、なぜかこんな風合に撮れた♪
薔薇の回廊。
薔薇園。
これは、山下公園の奥の階段を上がったエリア。
秘密の庭、といった風情が気に入っている。