無事に死ぬ方法



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(ゴールデンウイークには、家族で箱根に。箱根神社の参道)


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芦ノ湖にて。手漕ぎボートからの景色)


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大涌谷。駐車場付近までは入れるように)


自分も周りも幸せな人生を。
世界中の人が幸せな人生を。
これが私の最大の夢だ。


ところで、「幸せって何?」というとき、あまりにも漠然としたテーマだ。


マズローの欲求5段階説」を知って、この第5レベルに達すれば、幸せ感がずっと続くと聞いたとき、「生きているうちにここに達しよう!」と決めた。


さらに、慶応大学の前野先生が提唱された「幸せの4つの因子」は、大きなよりどころとなる情報だった。
(このブログの3月23日と27日に、そのまとめを書いた。)


正しくフォーエバービジネスをやっていけば、マズローの第5レベルにも行けるし、4つの因子がすべてハイレベルになる。
だから、幸せを感じる人生が得られる。
ここまではOK


さて、残るは「どう幸せに死ぬか」だ。
私は、ここまで確実にしないと、気が済まない性格()
それで何年も前から、いい死に方についての本をぽつぽつ読んでいる。


ただ、この研究には一つ大きな問題がある。
幸せに死んだ人が書いた本が1冊もないことだ。
(もちろん、死んだら本が書けないからだ。)


「何かで成功したかったら、その分野で成功した人の話を聴け」
というのは、夫が末期に近い癌になったときに、私の人生の鉄則になった。
実にシンプルだがとても有効な方法だと信じている。
それを実行して、夫は元気になった。


 「癌を克服したかったら、克服した人の話を聴く。」
「幸せな人生を送りたかったら、幸せな人の話を聴く。」


なのに、「幸せに死んだ人」の話だけは、今までも、そしてこれからも、本人から聴く機会がないだろうことは、とても残念だ(>_<)


ただ、物理的には幸せは「脳内に幸せホルモンが分泌された時に感じるもの」だ。
そういう状態になる死に方は、断然、「自然死」だ!


中村仁一医師・著「大往生したけりゃ医療にかかわるな~自然死のすすめ~」によれば・・・
 


「自然死」は、いわゆる“餓死”ですが、その実体は次のようなものです。


「飢餓」・・・脳内にモルヒネ様物質が分泌される
「脱水」・・・意識レベルが下がる
「酸欠状態」・・・脳内にモルヒネ様物質が分泌される
炭酸ガス貯溜」・・・麻酔作用あり


死に際は、何らの医療措置も行わなければ、夢うつつの気持ちのいい、穏やかな状態になるということです。これが、自然のしくみです。自然はそんなに過酷ではないのです。私たちのご先祖は、みんなこうして無事に死んでいったのです。


ところが現在の医療は治せない死に対して、治すためのパターン化した医療措置を行います。
(中略)これらは、せっかく自然が用意してくれている、ぼんやりとして不安も恐ろしさも寂しさも感じない幸せムードの中で死んでいける過程を、ぶち壊しているのです。


 


わが家では幸い、祖母も母も無事に自然死した。
母が自然死に成功できたのは、第一には母の強い意志のおかげだが、娘たち(私と妹)との話し合いの成果でもあった。


今度は私が上手に死んでみせる番だ。
もし平均寿命ぐらい生きたらあと30年ぐらい先だが、人それぞれの寿命は違うので、今から心構えをして早すぎはしないだろう。


私の幸せに生き、幸せに死ぬ姿を、人生の後輩たちに見せてあげたい。
そして、「人生っていいもんだ」っていう希望を、大いに感じてもらいたい!
(#^.^#)