「幸せ」と「満足」


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(小田原のホテルの自室からの眺め。眼下にチャペルが。)


先日妹から、
「お姉ちゃん夫婦は、年々仲が良くなっていく感じ。」
と言われた。
 
日頃はゴーイングマイウェイ同士で、会話もそんにないんだけど…?

でも、1ヶ月に1度は2人でデートすることにしていて。
周りの人に言わせると、それって結構仲良い部類らしい。



そういえば、お正月、夫にこんなことを聞いてみた。
「昨年一番楽しかったことって何?」
 
その答えは、
「ママとアメリカと南アフリカに旅行できたこと。
それと…月一回出かけたこと。」

「ええホント!?」って、なんだか照れちゃった。
リップサービスは絶対言わない人だから、信じていいかな。
(夫婦とも、正直だけがとりえ。笑)
 
そして実は私も、その2回の旅行が「去年一番楽しかったこと」ベスト3入りしていた。
 
 
 
◯考えてみると、地球の果ての国から来た夫と結婚を決めたとき、「この人を永遠のパートナーとして最後まで生きる」と、覚悟した。
だから、人生の目標は「2人で幸せになる」だった。

でも私は自分のやりたいこと、嫌なことがはっきりしているので、人に合わせるのは得意ではない。
かといって、人が私のために何かを我慢しているのも絶対にイヤだ。

 

例えば住む場所は、私はアフリカに骨をうずめたくはない。
かといって、夫にも「日本に骨をうずめて」なんて言えない。
 
だから、2人が幸せになるための結論はシンプル。
「日本にもアフリカにも、自由に行ける」ライフスタルを目指すのみ!
 
そのためには、まずは家族全員が健康でなければならないし、経済も、時間の自由も必要。

するとラッキーなことに、そうなれるツールを引き寄せた。
それがフォーエバービジネスだった!


 
その後20年間、家族の生活拠点は日本に置き、主人はときどき1人でアフリカに戻った。
冠婚葬祭だったり、ビジネスチャレンジだったり…

いつも数か月単位だったが、私の経済力もあったし、家族全員が健康だったから、葛藤なく「行ってきていいよ!」と言えた。
 
逆に、私がフォーエバーの海外出張に行くときは、主人が当たり前のように2人の子供と留守番してくれた。

そして夫が還暦を過ぎた今も、私たちの幸せ感、夫婦の収入の合計共に、なだらかな右肩上がり。
 

◯ところで先日、名社長Yさんのお話しを聞く機会があった。
顧客満足度の高さ、社員の離職率の低さで有名な会社だ。
売り上げも、ぶっちぎりの不況知らず。
 
そのY社長いわく、
会社が目的とすべきことは、第一に社員の「幸せ」。
そうすれば自然と、売上・シェアーなどの目標達成、つまり「満足」はついてくる。
 
逆に、「満足」を追っていけば「幸せ」が逃げてしまう。
そして結局は、数字も低迷して「満足」すら逃げてしまうという。



この考えにあてはめると…
私たちは夫婦という会社(?)の社員である、夫と私の「幸せ」を目的にしたので、数字もついてきたのかな…。