世界がもし・・・。
















「もし世界が100人の村だったら」


 


「もし地球が100人の村だったら」
というこの小さな絵本は、

2001年に日本で発刊され、
翌年には100万部を超える大ベストセラーになった。 


世界の人口60億人を、100人に置き換えて、
地球の様子が、手の平にのるようにイメージできる。


「地球を天国にする一翼を担う」

ことが使命だと思って生きてきた私にとって、
この本は、一生心に残る本の一つだ。 



◆この本のことをネットで調べてみると、
 はじまりは1990年に大学の先生が書いた文章だった。 


彼女はもともとシステム関係の先生だった。

その後、エコビレッジで農業をしながら、
環境問題の研究をしていたが、
2001年に亡くなっている。
(著書は、「成長の限界」「限界を超えて」など。) 


原文は、人の手を経るうちに削られたり書き加えられたり…。 


そして、ワシントンDCの世界銀行に勤める人から、
中野裕弓さんにメールで伝えられ、出版された。

※以上、出典→


ネットをみると、その後も書き換えられつづけ、
様々な動画も作られ、地球を回り続けている。 





◆その一部です→
 


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村に住む人びとの100人のうち

20人は栄養がじゅうぶんではなく
1人は死にそうなほどです
でも15人は太り過ぎです


すべての富のうち
6人が59%をもっています
 


74人が39%を
20人が、たったの2%を分けあっています

すべてのエネルギーのうち
20人が80%を使い
80人が20%を分けあっています

75人は食べ物の蓄えがあり
雨露をしのぐところがあります
でも、あとの25人はそうではありません
17人は、きれいで安全な水を飲めません

銀行に預金があり
財布にお金があり
家のどこかに小銭が転がっている人は
いちばん豊かな8人のうちの1人です

村人のうち
1人が大学の教育を受け
2人がコンピューターをもっています
けれど、14人は文字が読めません

もしあなたが
いやがらせや逮捕や拷問や死を恐れずに
信仰や信条、良心に従って
なにかをし、ものが言えるなら
そうではない48人より
恵まれています

もしもあなたが
空爆や襲撃や地雷による殺戮や
武装集団のレイプや拉致に
おびえていなければ
そうではない20人より
恵まれています

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◆これを読むと、
自分の置かれたあまりに幸せな環境を、よく理解できる。
 


「日本に生まれただけで、
私たちって宝くじに当たったみたいだよね~」

「ここは天国だよね~。
 だからって、のんびりだけじゃいられないけど(笑)」 


国籍の違う父母から生まれた、私の二人の子は、
そんなことをたびたび口にする。 


日本という素晴らしい環境で生活し、

フォーエバーに出会ったおかげで
健康に余計な心配を持たず、 


すばらしいメンターに導かれて、
日々進化することを学び続ける日々。 


本当に、宝くじで1等が当たり続けているようだと、
この幸運に驚くばかりだ。 


 


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昔の人は言いました
巡り往くもの、
また巡り還る、と

だからあなたは、
深ぶかと歌ってください
のびやかに踊ってください
心をこめて生きてください
たとえあなたが、傷ついていても
傷ついたことなどないかのように
愛してください

まずあなたが
愛してください
あなた自身と、人が
この村に生きてある
ということを

もしもたくさんのわたしたちが
この村を愛することを知ったなら
まだ間にあいます
人びとを引き裂いている非道な力から
この村を救えます
きっと

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※詩の出典→