ロンドン夢の旅(その3)

 
 
 
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ナローボートは、カムデン・ロックを出発し、細い運河を通っていきます。
 
父と私が大好きだった小説の一つに、
帆船時代の海軍を舞台にした「ホーンブロワーシリーズ」があります。
 
主人公のホーンブロワー艦長が休暇の時、
このボートで旅するシーンがあります。
 
 
 
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豪邸が立ち並ぶ庭先を通り抜けていくのは、楽しいものです。
 
 
 
 
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1時間の船旅ののち、終点のリトル・ベニスに近づきました。
 
 
 
 
 
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ここからボートは元来た方へ引き返します。
乗りこむ乗客を、船頭さんとアシスタントの女性が見守っています。
 
 
 
 
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私の夢リスト、つづいては
「テムズ河畔の町マーローのプチホテルで、アフタヌーンティー
の実行に移ります。
 
マーローは、ロンドンから国鉄に乗って、1時間のところ。
国鉄の駅は、上野駅のような感じで、13番線までありました。
2人の駅員さんに尋ねたのですが、なんと2人とも間違いを教えてくれました。
 
「イギリス人は間違いを堂々と教えてくれる。
知らないとはけして言わない」
と、本に書いてあった通りで、感動(笑)
 
結局、日本でインターネットからプリントしておいた時刻表を頼りに、
ぎりぎりセーフで、目指す列車に乗り込めました。
 
やっぱり「夢は、自分で叶えるもの」なんですね。
 
 
 
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乗換駅でも、わけがわからないまま乗り込んだ列車が
運よくマーロー行きでした。
またまたラッキー!
 
 
 
 
 
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マーローは、終点の小さな無人駅。
ロンドンで往復切符を買っておいてよかった~。
 
こうして、「準備」+「運」 に導かれ、
憧れのマーローに降り立ちました。
 
(つづく)