終活

 
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「終活って知ってる?」
と、お仲間に聞かれた。
「へっ?就活?」
「ううん、終わりの活動って書いて“終活”」
 
初めて聞いた。
 
その後すぐ、本屋さんで“終活コーナー”を見つけた。
あるある、すごく興味が持てる本が、いくつも並んでいる。
すでにうちにもその手の本が何冊かあるのだが、
さっそくまた3冊買ってきた。
 
なにしろちょうど今、「いい死に方」の研究中だからだ。
 
3年前に妹と二人で父を見送り、
それからお仲間のご家族の死を何人も経験し、
そして母を3か月前に見送ってから、
いよいよ「死に方」に興味が増した。
 
素晴らしい人生にするには、死に方が重要。
いい死に方のためには、準備が必要だと、
前にもまして思うようになったからだ。
 
 
 
 
子どもの時から大河ドラマや長編小説が好きだった。
1人の人生だけでなく、
その後継者の人生までも追いかけていくぐらいの
壮大なストーリーに心が惹かれるのだ。
 
途中がもり上がっても、終わりが悲しいストーリーもある。
典型的なのが、豊臣秀吉
 
足軽から天下人にまで上りつめるが、
その後なすべきことを見失い、韓国を侵略して失敗。
老いて、息子の行く末を心配していろいろ手を打つが、
結局、死後に周りに背かれて、
最愛の息子は大阪城と共に滅ぼされてしまう。
 
逆に坂本竜馬は、志半ばで暗殺されはするが、
その夢は「新しい日本の誕生」という形でみごと花咲くので、
私にとってハッピーエンド・ストーリーだ。
 
お話だけでなく、あらゆる人の人生は、物語(STORY)だと言える。
 
では、真の意味でハッピーエンド・ストーリーにするには
どうしたらいいのだろう?
私の人生を、そして、お仲間の人生を。