日常の中の挑戦

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(写真:はじめて見た、緑色のプラム。こんな外見なのに、甘くておいしかった)



また、素敵な本に出会いました!
茂木健一郎著「挑戦する脳」!
前書きでもう、ぐっときちゃって、ワクワクMax・→


「脳の働きを一言で表せば、『学習する』と言うことである。脳は、決して完成しない。その学習のプロセスは終わりなき『オープン・エンド』な『旅』であり、一つの課題をクリアしたと思うと、必ず次の目標が姿を現す。」


→はい、人生53年間、特にフォーエバーに参加してからの16年間、
そのことを心底実感してきました!


「完成形がないからこそ、人生の楽しみがある。人間は、変わることに最大の喜びを感じる存在である。それでいて、変わることは不安で時に恐ろしいことでもある。脳の宿命が、学習することであり、変わることである以上、自分が更新されることに対する不安は、ぜひとも乗り越えなければいけない障壁の一つであろう。」


→ブンブンうなずく私。
不安があっていいんだね。
変わる喜びと不安は、切り離せないのですね。


「『学習』と言えば、誤りが修正され、次第に『正解』に向けて成績が上がっていくプロセスだと思いがちである。」


→はい、学校では、そう叩き込まれてきました。


「しかし、学習の本体は、実は『挑戦』である。それは、常に未踏峰へのアタックのようなわかりやすいかたちをとるとは限らない。むしろ、挑戦は、私たちが気づかないうちに、日常のなかに忍び込んでいる。文明から離れた山男だけが、あるいはベンチャー企業の経営者だけが『挑戦』を独占しているのではない。ごく普通の、私たちの日常の中に、『挑戦』は偏在しているのだ。」


→そうだよねえ。
脳を研究した結果、人生に「安定」とかはなく、「挑戦」が宿命だということになるんですよね。


「日本を取り巻く状況は、端的に言えば、カオス。待ったなしの暴風雨の様な状況に、私たちは置かれてしまっている。だからこそ、私たちは、『挑戦』を始めなければなれない。今までの日本のように、大学入試や、語学検定や、あるいは新卒一括採用のように、文脈が定めれた中で線形の穏やかなチャレンジをするのではなく、むしろ文脈そのものから飛び出さなければなれない。」


→こういう時代の中で、「フォーエバー」という船と仲間を得ている幸運を、神様につくづく感謝します・