コペルニクス的転換

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(写真:玄関に加わった飾り
“Rika Treasure Planet House March2012”
という文字が彫ってあるガラスの箱です



宇宙が何からできていて、
どういう構造になっているのか。

小中学生の頃、すごく関心があり、
学校の図書室にある関連本を貪り読んだ。

それで、わかっている気になっていた。



それは、大間違いだった(>_<)



数日前に、久しぶりに最新の宇宙論を読んで、
天地が引っ繰り返るほどびっくり

何しろ、40年前、人類が考えていた宇宙観と、
今はまったく違ってしまっていた

まさに、二回目のコペルニクス的転換だ



●昔の宇宙のイメージは、こうだった。

…星ぼしが冷たい孤空に浮かんでいる。
宇宙は、はじめのビッグバンの勢いがだんだん弱まり、冷えていく。


ある時、宇宙は逆に縮みだし、
いつか原初に戻り、すべてがおわる。



●ところが、最新の宇宙観は、こうだ。

…目に見える物質は、宇宙に存在するすべての物のうちの、
ほんの5%以下にすぎない。

何もないように見えるところに、
実は目に見えない物質やエネルギーが、充満している。

そればかりか、さらに、異次元からどんどん新しくわきだしている
 
だが、人間の科学はまだその物質やエネルギーが何か、
全く分からないし、観測すらできていない。
 


おまけに宇宙そのものもどんどん広がっていて、
そのスピードは増すばかり。


つまり、宇宙のあらゆるところで、
(つまり、ここでも)
泉のように無から有が生み出されつづけ、
どんどんあふれて拡大中なのだ
 
 
→→だから、私たちは、人と競争しなくていい。
すべての人の夢が叶って、あまりある、豊かな宇宙なのだ



参考:ブルーバックス「宇宙は本当にひとつなのか」
2011年 村山斉・著 ¥820

※村山氏は、元東大教授、現カリフォルニア大教授で、
素粒子理論におけるリーダーとのこと。