王様マインド
小学生のころ、英国のクリスチャンが書いた
「ナルニア国物語」シリーズが、
私にとって一番スペシャルな本だった。
どんな本かというと…
4人の兄弟姉妹が、クロゼットの奥から別次元に迷い込むと、
そこは「ナルニア国」。
妖精や小人、言葉を話せる動物たちが国民だ。
ネズミも馬も、ケンタウロスもフォーンも、
それぞれが“らしい”在り方で、
お互いを尊重して平和に暮らしている。
4人は、この国を侵略した悪い魔女を退け、
神の息子のライオンから王位を授かって王となり、
この国の平和を守るすばらしい賢帝となる。
…このナルニア国が、私の理想の国で、
よく白昼夢にふけっていた。
中高生になると、「理想の国って、どんなしくみ?」
という考えが頭に付きまとっていた。
大学で、史学科の「東洋史」を選んだのは、
インドや中国の知恵を学べば、その答えを
どこかで得られそうな気がしたからだ。
それから20年近くさまよって出会ったFOREVERは、
それぞれの人が“らしい”あり方で、幸せになれる世界なので、
とてもナルニア国に似ている。
子供の頃の夢が、FOREVERを引き寄せたのだと思えてならない。
数日前、またすごい出会いがあった!
「王様マインドと奴隷マインド」という本だ。
感動MAX、ワクワクが止まらない。
今はこの本の話をみんなでシェアしたくてたまらない。
この本は、王様のマインドを一人一人が持つことで、
人生がうまくいくのだと説いている。
●「王様マインド」とは…
1:神から愛され、生かされている感謝を、生きる原動力とする。
2:神に似せられてつくられたものとしてのセルフイメージを持つ。
3:そして、人生の使命を果たしていく。
(その使命とは、社会をより良いものに変えていくことと、
自分の心を磨いていくこと。)
「本来の王は、愛と喜びにあふれ、高潔で知恵と謙遜が備わり、
そして大きな富を持っています。
そして王様は、国民を愛し、国民を守るためには
自分の命を捨てる覚悟ができている、使命感を持つものです。
また、ここでいう「富」とは、とても広い概念です。
お金や株・貴金属・不動産などという資産だけではありません。
自分の才能や能力、知恵、人間関係、周りの環境なども含みます。
さらに、富には自分の周りに平和をつくり出すこと、
また自分の内面を磨いていくということさえも含まれます。」P25
「自己実現」が、神様から与えられた「使命」と一致していくことが
大切だと、再確認してもらえた本だった。
ここでまた、フォーエバーの先輩の山岡さんが
いつもおっしゃる言葉が思い出される。
「FOREVERの仕事は、人助け・国助け・自分磨き」
※「王様マインドと奴隷マインド」松島修・著 サンマーク出版