細胞矯正のことをもっと知るためにオススメしたい本

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(フィオーレの森のレストラン)


細胞矯正のことをもっと知りたい、という方がいらっしゃったので、オススメ本を12冊選んでみました。参考までに、アップしておきます


まず前提として、人類は、まだ細胞をつくり出せるまでになっていません。(クローンというのは、作っているのではなく、培養しているだけです。)なぜ作れないのか。それは、まだ細胞のことがよくわかっていないからです。生物の本を見れば、さもわかっているかのように書いてありますが、あれはあくまで仮説の集まりですし、わからない部分はあえていちいち書かなかったりしているだけです。

細胞のことを理解するためには、まず、『生命とはなにか?物質とは何か?物質は、エネルギーだというが、エネルギーとは何か?』がわかっている必要があります。それを理解するには、そもそも『宇宙の成り立ちは?』ということがわからなければ、難しいわけですよね。

また、『DNAってどうやってできたのか』も、解けない問いです。

一人の人間は60兆個の細胞の集まりといいますが、その細胞の一つ一つにDNAがあります。生命活動の設計図です。そのDNA一つには、千ページの本が千冊分もの情報量があるといわれます。そして、想像も絶する話ですが、全人類のDNA・・・70億人×60兆個を合わせても、米粒一つにしかならないということです。そんなものがどうやってできたのでしょうか?

これらの問いにはっきり答えられる人はまだ人類に誰もいません。まさに「群盲、象をなでる」、といった感じです。

でも、あちこちからなでていると、何となくわかったような気分にはなります。そういうわけで、「細胞」という象をなでたい方に、私がおすすめしたい本を、次にご紹介します。→


1、「99.9%は仮説:思い込みで判断しないための考え方」竹内薫著:光文社新書241:2006年

まず基本として、この本を読んで、「科学」という思考方法が、どれほど未熟で不完全かを理解して、アタマを柔らかくして、準備していただきたいです。
(私は幸か不幸かこれと同じ内容を、大学1年の時に「科学概論」という授業で知って、超ビックリしたのでした。)


2、「ここまで来た『あの世』の科学―魂、輪廻転生、宇宙の仕組みを解明するー」天外伺朗著:祥伝社黄金文庫:2005年

著者はソニーのもと取締役。工学博士で、CDやアイボなどを開発した超一級の技術者でもあります。人類が到達している知識の最先端を使って、宇宙の二重構造、心の顕在意識と潜在意識の関係を、わかりやすく説明しています。
「遺伝子はあの世とこの世をつなぐコトバ」という表現は、なるほど、と思いました。


3、「Something Great 生命の暗号:あなたの遺伝子が目覚めるとき」筑波大学教授・村上和雄著:サンマーク文庫:2004年

遺伝子研究の第一人者が、遺伝子の仕組みと人の生き方の話をからめて書いた、フォーエバー内でも定評のある名著です。「遺伝子をONにする生き方」という、よく使われる表現は、実はこの本から出ています。


4、「ハイポニカの不思議―新しい『命の可能性』を求めてー:野澤重雄著:PHP文庫:1995年

科学万博つくば‘85でハイポニカ栽培のトマトの巨木を出展、注目を集めた著者が、その体験を通し、「生命現象」そのものについて語っています。細胞に対するイメージが飛躍的に変わること請け合い。
これを読むと、“フォーエバーのアロエベラジュース”で細胞がよみがえる現象の本当の意味がわかります。


5、「人体常在菌のはなしー美人は腸でつくられるー」青木のぼる著:集英社新書:2004年

『菌=バイキン=悪い汚いヤツ』というのは過去の常識。腸の中に100兆個、口の中に100億個、皮膚には1兆個の常在菌が、60兆個の体の細胞を守っているのです。菌と共存共栄してこその健康です。清潔好きの人は、大切な常在菌の虐待者。わざわざ自分の体を弱くしています・・・。目からうろこの事実がここに!


6、「傷は絶対消毒するなー生態系としての皮膚の科学-」夏井睦著:光文社新書:2009年

形成外科医である著者は、「ケガをしたら、消毒して乾かす」という迷信をくつがえし、「湿潤治療」を確立しました。要は、皮膚細胞の奇跡的な復元力をどう引き出すかです。「消毒」と称して、細胞に毒を塗って弱らせてはダメなことは、考えてみたら当たり前だったのです。さらに本書は、生物進化の過程も説明してくれています。


7、「細菌の逆襲―ヒトと細菌の生存競争―」吉川庄之助著:中公新書:1995年

「20世紀の奇跡の薬、抗生物質は菌に負けた。」これが、東大医学部の細菌研究の教授が書いたこの本の、しめくくりのコトバです。「今や細菌感染症が命にかかわる病気となり、傷はけして治らなくなり、奇跡の薬はその時代の幕を閉じた。」一生を細菌研究にかけてきた方が、こんな言葉をどんな思いを持って書いたのだろう?それなのに、どうして、日本中大騒ぎにならなかったのだろう?
これまでの医学の手法では、菌と戦ってきた結果、敗北してしまったのです。この顛末をしっかり知って、そのうえで私たちは「大丈夫!これからは予防医学です。菌との共存共栄の道を行きます。」と、自信と誇りを持って言いたいですね。


8、「患者よ、がんと闘うな」近藤誠:文春文庫:2000年

著者は、慶応大学医学部の放射線科の講師。がん検診の無意味さ、むだながん治療でかえって命を縮めたり、クオリティオブ・ライフが損なわれたりしている状況を何冊かの本にしています。細胞のプロになりたい方は、1冊は読み、知っておく必要があると思います。


9、「9割の病気は自分で治せるーあなたも私もおいしい患者?-」医学博士・岡本裕著:中経の文庫:2009年

病気は本来自己治癒力で治るもの。安易に病院や薬に頼り続けると、知らず知らずのうちに体がむしばまれ、病院の経営を助ける「おいしい患者」になってしまいます。生活習慣を改めるなどの根本的な治療が、いかに体に必要なのか、現代医療の驚くべき実情とともに、わかりやすく解説します。
私たちがフォーエバー・ライフスタイルをお伝えする必要性がはっきりします。


10、「アメリカ上院栄養問題特別委員会レポート・いまの食生活では早死にするー自分の健康を守るための指針―」今村光一・翻訳:リュウブックス:2002

病気の原因は何か。医療が進んでいるはずなのに、なぜ病気は増えているのか。1975年~1977年、アメリカ政府が世界中を調査しました。結果は、「今の医学では病気は治せない。治せるのは、正しい食と栄養の知識だ」とわかりました。その内容をわかりやすく説明しています。
細胞を元気にする方法がわかります。必読!!


☆それにドクターヒロの黄色い本、細胞矯正学の緑の本を加えて、12冊がおススメです。